2011年9月
先日、飛騨・世界生活文化センターで開催されていた、2011飛騨・高山『暮らしと
家具の祭典』の会場入り口で森林文化アカデミーの方々の家具製作の実演と体験コー
ナーがありました。
色々教えて頂き分かったのですが、先人の知恵とは素晴らしいものでした。
私も参加し、昔ながらの工法で作る椅子の脚作りを体験しました。
切り出したブナ材が柔らかい内に、脚の加工に入ります。足で下部のバーを踏み込む
事により、火熾しを横向きにした時の様な原理で木材が回転します。
その回転している木に、弓型のノミを優しくあてると丸い脚に削り出されて行きます。木は切ってからが、乾燥し徐々に強く硬くなって行きますので柔らかい内に加工する必要があります。
しかし、脚の貫部分はしっかり乾燥したものを使うらしく、加工した柔らかい脚に貫が入り、脚が乾燥して行くことによってグッと締まっていくとの事でした。
また、背板に使う部分の板は自然な状態で一旦割るとのことでした。
木目に素直に入った割れを生かして背板を作れば、薄くて丈夫な木目の綺麗な背板が出来るということでした。
出来上がった椅子に腰かけると、背・座面が身体にピタットフィットしています。
また、とても軽く扱い易い椅子なので欲しくなってしまいました。
椅子造りも木材を見て生かした使い方をしていると言うことで、家具作りの奥深さを垣間見ることが出来ました。(椅子は非売品でした。残念!)





































