
アフリカの多くの国々は輸出の70%以上は豊富な鉱物、石油といった地下埋蔵資源です。レアメタル(希少金属)は南アフリカ周辺が圧倒的な生産量を持っているそうです。そこには日本の商社、建設機械メーカー、大手ゼネコンがODAの受注をしている。しかし最近では中国が資源開発で75万人の労働者が移住し、方や日本人は7千人。中国は技術も人も移住させ信頼を得ている。日本はとても同じことはできない。
今のアフリカを見ていると食料が生産できない、技術がない、水がない、肥料がない。そういうなかで暴動や略奪が無制限に行われ、豊富な鉱物資源で得た富は一部の特権階級が独占している。
日本にできる支援の一つが米作りだと思う。「ネリカ米」といわれる日本が開発に関わったそうだが、米を育てれば子どもを学校に出すことができる。そんなニュースを見たことがあるが輸入米の高騰で暴動が起きている貧困層の現実を見れば明らかだと思う。農村部から都市部へコメを売る販路を確立し、井戸や灌漑技術、水道や学校といった生活に必要なインフラを地元の人々に直接教えていく。その人件費と資材費は1億ドルの緊急食糧援助より有効的だと誰もが思っている。
アフリカ人に靴を売る話はビジネス書の話として有名だが、国連の理事国になりたいからといって金だけ出せばという考えは古いどころか巨悪の根源になっている。そしてアフリカの食糧危機は日本の10年後でもある。世界人口の増加の中で食料自給率38%の日本が食糧危機になるのは目に見えている。
アフリカの問題は決して「よその国の問題」ではない。


